燃費計算をしよう！ 平均燃費とは？

「燃費」とは何か

実際のところ燃費って何？と疑問に思い、かつ個人差が生じているような概念ですが、おそらく、基本的には自動車が1リットルの燃料で「何キロ走ることができるのか？」ということを意味していますと思われます。この燃費を図るためには、走行した距離(�q)と、その間に消費した燃料（ガソリン）の量(L)を測ります。計算方法には二つのパターンがあるようです。

 

ガソリン満タンから計算する方法

ひとつの方法は、満タンに入れてあった燃料が減ったのを満タンに戻すのにどれだけ入ったかを計算します。1)給油時に燃料を満タンにします。2)トリップメータを一旦リセットします。3)走行したのち、再び満タンに給油します。4)3）のトリップメータに表示されている距離(�q)を給油量(L)で割ると2)から4)の走行間の燃費(�q/L)が算出されます。

 

オドメーターを利用する方法

常時満タンにして計算しなくても算出できる、オドメーターを利用した計算方法があります。1)はじめは燃料を満タンに給油し、オドメーターの数値を記録します。2)走行した後、給油しその量を記録します。3)走行してまた給油し、給油量をメモします。4)走行した後、満タンに給油し、給油量を記録と同時にオドメーターの数値も記録します。
※4）の時のオドメーターの数値から1)の時のオドメーターの数値を引いた距離(�q)を、2)3)6）で給油した量（L）の合計で割ると1)から4）の間の燃費(�q/L)が求められます。

 

「平均燃費」とは何か

ある一定の走行区間を自動車で走る場合、１Lあたりの燃料で何km走れるのかを表したものです。 例えばAからBまでの距離が20kmだったとします。その間ガソリンを2L使った場合、20km／2Lとなりますから平均燃費は「10km/L」となります。
燃費が良いと評価されるのはこの数値が高い場合ですので、 「10km/L」より「13km/L」のほうが燃費が良いと言えます。